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“極”私的デザイン論 その1

更新日:2020年4月30日



都知事の言うところの『ステイホーム週間』が始まりましたね。

自粛期間中も新しいネタをと言ってしまった手前、何か書かなきゃね…っと(笑)。

今回は私の中にあるデザインについての考え方、『”極”私的デザイン論』なんてことを書こうと思います。

なんだか書いてるうちに楽しくなってきて、やたらと長文になってしまいまして(笑)。

なので都合6回分に分けてポストします。

『実績もないヤツが何言ってんの』と思われるかもしれませんが、そこは『”極”私的』なのでどうかご容赦を。



デザイン。

それは0から物を描きだすというとても難しい作業です。

私は写真を仕事としていますが、被写体が必ず存在する写真とデザインで大きく違うのはこの部分であり、デザインの最大の難しさだと思っています。

では、白紙にペンを下ろすとき、デザイナーは何を見ているのでしょう。

それはおそらく自身の頭の中、もしくは心の中だと思います。

私も稀に絵を描くことがありますが、描こう!と思うときにはたいてい白紙の上にイメージが見えています。それをトレースするように線を描きます(プロではないので、描かなきゃ!のときには見えません(笑))。

つまり、白紙にペンを下ろすところから作業は始まるわけではなく、作業に入る以前のイメージ構成から始まっていると言えます。イメージ構成は最も重要な部分であり、ここがデザインにおける大半を占めていると思っています。

そのイメージをどのようにつむぎ出すのか、それはデザイナー本人の内面に大きく依存します。

もともとセンスが備わっている天才肌もいれば、今まで積み重ねてきた経験からインスパイアされる人、それぞれの方法があると思います。

その思い描いたイメージを、題材に向けてどのように表現していくのかがデザイナーの個性になると思います。


その2へ続く

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